= !RaspberryPi に EPICS をインストール = == 概要 == ネット上で検索すると色々な記事がありますので重複するところも多いのですが、おそらく需要はあると信じて記述します。 特徴といえるかどうかわかりませんがいくつか要点を書くと * Raspbian ではなく CentOS の記事である * GUIを Pi 上で動かす気は無い .... 可能ではあるがクライアントとしてはノートPC上のVMで実行するのを基本方針 * I2C 接続のデバイスを stream device で動かす * model 2B を使用して構築 といったところです。Model 3B であっても、ほぼ同じ手順のはずです(入手できたら試したい)。 == 手順: 自分でビルドしたい人向け == 1. [wiki:epics/raspberrypi/preparation 準備, ダウンロードなど] 1. [wiki:epics/raspberrypi/boot_and_setup 起動と基本的なソフトウェアインストール] 1. [wiki:epics/raspberrypi/setup_epics_base EPICS Baseのダウンロードとインストール] 動作確認と Firewall設定も 1. [wiki:epics/raspberrypi/setup_epics_module EPICS Extensions, Modules のダウンロードとインストール] 1. [wiki:epics/raspberrypi/setup_epics_i2c GPIO, I2C のセットアップと使用例] コマンドラインからの使用例と、EPICS によるアクセス例。 == 手順: とりあえず試したい人向け == Raspbian Jessie with PIXEL でも確認したところ、ほぼパッケージの追加無しでそのままコンパイル・実行可能だった。 手っ取り早く試したい人は、OSにRaspbianを選んで下のファイルダウンロードページからコンパイル済みEPICSを展開するだけ。簡単。 i2cもraspi-configで有効にするだけ。具体的には以下の手順で。 1. Raspbian Jessie with PIXEL を公式からダウンロード・インストール * 本家: https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/ * ミラーサイト: http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/raspbian/images/ 1. EPICS関連ファイルを /opt/epics に展開 * [wiki:epics/raspberrypi/files 下のリンク]からファイルをダウンロード * 最初に {{{ sudo mkdir /opt/epics }}} してから {{{ sudo chown pi:pi /opt/epics }}} しておくのがお勧め。 1. 自分のログインディレクトリ以下に app ファイルを展開して make の3ステップで動くはず。 == ファイルダウンロード == 1. [wiki:epics/raspberrypi/files ファイル類] epics関連ファイルをまとめてダウンロード ---- 時間があれば、合わせて使用するノートPCのVM環境設定についても書きたい。