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Trac リポジトリブラウザ
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Trac リポジトリブラウザはリポジトリとして設定したバージョンコントロールシステムに格納されている ディレクトリをブラウズしたり特定のリビジョンのファイルを参照するのに 使用します。
ディレクトリは列ごとにソート可能なリストとして表示されます。ソートを行うには、 ファイル名 (英語版では Name), Size, Age と表示されている、 列名をクリックします。 ソートの並び順は、もう一度クリックすることで逆順にすることができます。
リポジトリブラウザでは、ディレクトリ名をクリックすることで、ディレクトリ 構造をたどることができます。ファイル名をクリックすると、 ファイルの中身が表示されるでしょう。ファイルやディレクトリのリビジョン 番号をクリックすると、そのファイルやディレクトリの TracRevisionLog をみることができます。 ナビゲーションリンクには、 リビジョンログ (英語版では Revision log) というリンクがありますが、これは 現在見ているパスの TracRevisionLog を表示します。
またリビジョンを指定して、そのディレクトリやファイルの履歴を確認することも可能です。 最新のリビジョンで表示するのがデフォルトの動作になりますが、 ページ上部の 特定のリビジョンを表示 (英語版では View revision) テキストボックスにリビジョン番号を指定すると、 そのリビジョンでのリポジトリの状態を表示します。
(0.11 以降):
Age 列に後続するカラーバーは、ファイルやディレクトリが最終更新されてから 経過した時間を視覚的に表現したものです。デフォルトの設定では、青が古く 赤が新しいものを指します。この設定は コンフィグ で変更可能です。
リポジトリブラウザのページ上部には、ブランチやタグのようにリポジトリ内で有意な場所を 選択するためのドロップダウンメニューがあります。 このリストは browser quickjump 機能で使用されます。 正確に記述すると、このメニューの内容はバックエンドに依存しています。 Subversion のデフォルトでは、リストにブランチ (trunk と buranches 直下のサブフォルダ) および タグ (tags 直下のサブフォルダ) が含まれています。これらは 設定を変更する ことでより高度なケースに対応できます。
Web ブラウザが Javascript に対応していれば、ディレクトリの脇にある右向きの矢印をクリックすれば、そのページ内でディレクトリを展開したり、畳んだりできます。他の操作方法として キーボード が使用できます: 'j' と 'k' は、それぞれ前後のエントリに移動します。 'o' (もしくは 'enter') は、選択されているのがフォルダであれば、展開表示と折り畳み表示を切り替えます。ファイルであれば、そのファイルに移動します。
Subversion バックエンド向けに、下記の機能が追加されています:
- svn:needs-lock プロパティ対応
- svn:externals プロパティ対応 (設定の変更 が必要です)
- svn:mime-type プロパティがファイルを表示する際にシンタックスハイライトの選択に使用されます。例えば svn:mime-type が text/html に設定されている場合、拡張子にかかわらず、そのファイルは HTML としてハイライトされます。また、ファイルで使用される文字のエンコードを指定することもできます。ファイルの内容が UTF-8 で作成されている場合は、 svn:mime-type を text/html;charset=utf-8 のように設定します。この charset= で指定したエンコードは trac.ini の [trac] セクションのオプション default_charset で指定したエンコードのデフォルト値より優先されます。
See also: TracGuide, TracChangeset, TracFineGrainedPermissions