Changes between Version 1 and Version 2 of TracEnvironment
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- 09/18/14 10:48:12 (10 years ago)
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TracEnvironment
v1 v2 5 5 == Environment の作成 == #CreatinganEnvironment 6 6 7 新しい Trac Environment を作成するには、 [ wiki:TracAdmin trac-admin] コマンドを使用します:7 新しい Trac Environment を作成するには、 [TracAdmin#initenv trac-admin の initenv] を使用します: 8 8 {{{ 9 9 $ trac-admin /path/to/myproject initenv 10 10 }}} 11 11 12 [wiki:TracAdmin trac-admin] はプロジェクトの名前、 13 データベースに接続するための文字列 (後で説明します) 、 14 ソースコードリポジトリの種類とパスを尋ねてきます。 12 `trac-admin` はプロジェクトの名前とデータベースに接続するための文字列 13 (後で説明します) を尋ねてきます。 15 14 16 ''Note: Environment のディレクトリ配下は、 Web サーバの実行ユーザに書き込みパーミッションを 17 与える必要があります。適切なパーミッションの付与を忘れないようにしてください。 18 同じことが Subversion リポジトリにも当てはまります。 19 ただし、 Subversion リポジトリに Barkley DB のファイルシステムを使用していない場合は、 20 Trac は読み取りパーミッションしか必要としません。また、プロジェクト名に空白文字が混じっていると認証で問題が生じることがありますので注意してください (See [http://trac.edgewall.org/ticket/7163 #7163])。'' 15 === Tips === #SomeUsefulTips 16 - Environment のディレクトリ配下は、 Web サーバの実行ユーザが書き込み可能でなければなりません。 17 適切なパーミッションの付与を忘れないようにしてください。 18 同じことがソースコードリポジトリにも当てはまりますが、 19 Subversion リポジトリの場合は、ファイルシステムに Barkley DB を使用していない場合は、 Trac は読み取りパーミッションしか必要としません; Subversion以外のリポジトリについては、各々のプラグインを確認してください。 20 21 - `initenv` で Subversion リポジトリを使用するように指定されても、 trac-admin コマンドは指定されたリポジトリのパスに対して `svnadmin create` を実行したりしません。新しい Trac enviroment を作るときに、 Subversion リポジトリも新規で作る場合は、 `svnadmin create` は `trac-admin initenv` よりも前に実行しておいてください。 Environment の初期化中にリポジトリが見つからない場合、 "Warning: couldn't index the repository" というメッセージが表示されてしまいます 22 23 - 非 ASCII 文字を含むパスはサポートされていません 24 25 - プロジェクト名に空白文字が混じっていると認証で問題が生じることがありますので注意してください (See [http://trac.edgewall.org/ticket/7163 #7163]) 26 27 - [TracIni#GlobalConfiguration グローバル設定ファイル] に定義した [TracIni#inherit-section 共有するプラグインのディレクトリ] に配置した TracPlugins は Environment の作成時はロードされないようになりました。そのため、データベースのテーブルなどを追加で作成する必要がある場合は [TracUpgrade#UpgradetheTracEnvironment Environment をアップグレード] せねばなりません 21 28 22 29 == データベースに接続するための文字列 == #DatabaseConnectionStrings … … 29 36 [wiki:TracBackup バックアップ] することができます。 30 37 31 === SQLite の接続文字列 === # EmbeddedSQLiteConnectionString38 === SQLite の接続文字列 === #SQLiteConnectionString 32 39 SQLite データベースに接続するための文字列は以下の通りです: 33 40 {{{ 34 41 sqlite:db/trac.db 35 42 }}} 43 `db/trac.db` の箇所は Trac Environment のデータベースファイルへのパスを指します。 36 44 37 45 === PostgreSQL の接続文字列 === #PostgreSQLConnectionString … … 43 51 postgres://johndoe:letmein@localhost/trac 44 52 }}} 45 ''"/" 及び "@" はパスワードの一部として使用出来ないので注意してください ''53 ''"/" 及び "@" はパスワードの一部として使用出来ないので注意してください。'' 46 54 47 55 PostgreSQL がデフォルト以外のポート番号 (例えば、 9432) で起動しているときはこのようにします: … … 94 102 == ソースコードリポジトリ == #SourceCodeRepository 95 103 96 最初にリポジトリの ''type'' を指定し (例: Subversion ならば `svn` 、 97 これがデフォルトです)、その後、リポジトリの ''path'' を指定します。 104 0.12 以降のバージョンでは、一つの Environment から複数のリポジトリに接続できるようになりました。 Environment からリポジトリに接続する方法は沢山あるので、詳細は TracRepositoryAdmin を参照してください。左記のページではリポジトリごとに設定する項目 (`type`, `url`, `description` など) について詳しく解説されています。 98 105 99 リポジトリなしで、 Trac を使用したいときは、単に ''path'' 部分に何も入力しないままにして下さい。 100 (その場合 ''type'' の情報は影響しません) 106 Trac 0.12 の `trac-admin` コマンドでは、接続するリポジトリの指定が必須ではなくなりました。デフォルトでは Trac はソースコードリポジトリへの接続を作成せず、メインナビゲーションの ''リポジトリブラウザ'' (英語版では ''Browse Source'') も表示されなくなります。 107 ロードされている `trac.versioncontrol.*` コンポーネントを完全に無効化するには下記設定を行ってください。 108 {{{ 109 [components] 110 trac.versioncontrol.* = disabled 111 }}} 101 112 102 バージョン管理システムによっては、リポジトリへのパスだけではなく、リポジトリ内の ''scope'' を設定 103 することもできます。 Trac はそのスコープ以下に限定したファイルとチェンジセット 104 に関連する情報を表示します。 Trac のバックエンドに Subversion を 使う場合は、 105 この機能を利用できます;他のリポジトリシステムについては、対応するプラグインのドキュメントで確認して下さい。113 バージョン管理システムによっては、リポジトリへのパスだけではなく、リポジトリ内の ''scope'' を設定することもできます。 114 Trac はそのスコープ以下に限定したファイルとチェンジセットに関連する情報を表示します。 115 Trac のバックエンドに Subversion を 使う場合は、この機能を利用できます; 116 他のリポジトリシステムについては、対応するプラグインのドキュメントで確認して下さい。 106 117 107 Subversion リポジトリの設定の一例です:118 デフォルトリポジトリのみで構成される Subversion リポジトリの設定の一例です: 108 119 {{{ 109 120 [trac] … … 123 134 プロジェクト Environment のディレクトリは通常、以下に示すファイルとディレクトリから成り立ちます。 124 135 125 * `README` - Environment について記述したドキュメント 。126 * `VERSION` - Environment のバージョン識別情報 。127 * `attachments` - 全ての添付ファイルはここに保存されます 。136 * `README` - Environment について記述したドキュメント 137 * `VERSION` - Environment のバージョン識別情報 138 * `attachments` - 全ての添付ファイルはここに保存されます 128 139 * `conf` 129 * `trac.ini` - メインとなる設定ファイル。詳細は TracIni に記述しています 。140 * `trac.ini` - メインとなる設定ファイル。詳細は TracIni に記述しています 130 141 * `db` 131 142 * `trac.db` - SQLite データベース (SQLite を使用している場合) 132 * `htdocs` - Web のリソースを格納するディレクトリ。 Genshi テンプレートから参照する。 '''''(0.11 の場合)'''''133 * `log` - ログファイルのデフォルトディレクトリ。ログ機能が有効に設定され相対パスが与えられた場合に使用する 。134 * `plugins` - Environment に固有の [wiki:TracPlugins プラグイン] (Python egg s,[http://trac.edgewall.org/milestone/0.10 0.10] 以降)135 * `templates` - カスタム (プロジェクトに固有の) Genshi テンプレート '' '''(0.11 の場合)'''''143 * `htdocs` - Web のリソースを格納するディレクトリ。URL `/htdocs/site/...` を使用した Genshi テンプレートから参照する ''(0.11 以降)'' 144 * `log` - ログファイルのデフォルトディレクトリ。ログ機能が有効に設定され相対パスが与えられた場合に使用する 145 * `plugins` - Environment に固有の [wiki:TracPlugins プラグイン] (Python egg または単独のファイル、 [http://trac.edgewall.org/milestone/0.10 0.10] 以降) 146 * `templates` - カスタム (プロジェクトに固有の) Genshi テンプレート ''(0.11 以降)'' 136 147 * `site.html` - カスタムヘッダ, フッタ, スタイルシート。 TracInterfaceCustomization#SiteAppearance に記載 137 * ''`templates` - カスタム (プロジェクトに固有の) !ClearSilver テンプレート '''(0.10 の場合)''' ''138 * ''`site_css.cs` - カスタム CSS スタイルシート''139 * ''`site_footer.cs` - カスタムフッタ''140 * ''`site_header.cs` - カスタムヘッダ''141 * ''`wiki-macros` - Environment に固有の [WikiMacros Wiki マクロ] '''(0.10 の場合)''' ''142 148 143 '''Note: Trac Environment のディレクトリとソースコードリポジトリのディレクトリを一緒にしないで下さい。 144 上記のディレクトリ構造は Subversion リポジトリのディレクトリ構造をざっくりと真似ているだけですが、 145 2つは同じ場所においては ''いけません'' 。''' 149 === 要注意: ''Trac Environment のディレクトリ'' と ''ソースコードリポジトリのディレクトリ'' を一緒にしないで下さい。 #Caveat 150 151 初心者がよくやる誤りです。 152 上記のディレクトリ構造は Subversion リポジトリのディレクトリ構造をざっくりと真似ているだけです。 153 全く関連はありませんので、2つは同じ場所においては ''いけません''。 146 154 147 155 ----