Changes between Version 2 and Version 3 of TracIni


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12/07/15 15:40:17 (9 years ago)
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trac
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  • TracIni

    v2 v3  
    2323[#inherit-section| [inherit]] セクションには、共有するテンプレートの配置先を指す `templates_dir` と、共有するプラグインを指す `plugins_dir` という二つのエントリもあります。これらがグローバル設定ファイルに指定することができます。この場合、他の `[inherit] file` が指定されていれば、設定ファイルは順次読み込まれます。 
    2424 
    25 Note: TracEnvironment の `templates/` ディレクトリ内のテンプレートは、 `[inherit] templates_dir` で見つかるテンプレートより優先されます。次に、`[inherit] templates_dir` のテンプレートはインストールされているテンプレートより優先されます。これらを設定するには注意が必要です。特に、デフォルトのテンプレートをオーバーライドする場合、 Trac を新しいバージョンにアップデートする際には必ず変更点を再読み込みして下さい。 ( TracInterfaceCustomization を行うために推奨する方法は、適切に `ITemplateStreamFilter` の変更が行えるカスタムプラグインを作成することです。) 
     25TracEnvironment の `templates/` ディレクトリ内のテンプレートは、 `[inherit] templates_dir` で見つかるテンプレートより優先されます。次に、`[inherit] templates_dir` のテンプレートはインストールされているテンプレートより優先されます。これらを設定するには注意が必要です。特に、デフォルトのテンプレートをオーバーライドする場合、 Trac を新しいバージョンにアップデートする際には必ず変更点を再読み込みして下さい。 ( TracInterfaceCustomization を行うために推奨する方法は、適切に `ITemplateStreamFilter` の変更が行えるカスタムプラグインを作成することです。) 
    2626 
    2727== リファレンス == #Referenceforsettings 
     
    3131[[TracIni]] 
    3232 
    33 == 特殊なセクションのリファレンス == #Referenceforspecialsections 
    34 [[PageOutline(3,,inline)]] 
    35  
    36 === [components] === #components-section 
    37 このセクションは Trac 本体も含めて、プラグインによって提供されるコンポーネントの有効/無効を設定するために使います。有効/無効を設定するコンポーネントは、オプションの名前 (`name`) を使って特定します。コンポーネントが有効かどうかはオプションの値 (`value`) によって決定されます; コンポーネントを有効にするには、値を `enabled` または `on` に設定します。他の値 (一般的には `disabled` または `off`) の場合、コンポーネントは無効になります。 
    38  
    39 オプションの名前はコンポーネントの完全修飾名、もしくは、コンポーネントのモジュール/パッケージ プレフィックスとなっています。前者は 特定のコンポーネントの有効/無効を設定し、後者は特定のパッケージ/モジュール内のコンポーネントの有効/無効を設定します。 
    40  
    41 以下の設定ファイルの抜粋を見てください: 
    42 {{{ 
    43 [components] 
    44 trac.ticket.report.ReportModule = disabled 
    45 webadmin.* = enabled 
    46 }}} 
    47  
    48 最初のオプションは [wiki:TracReports レポートモジュール] を使用しないように Trac を設定しています。二つ目のオプションは `webadmin` パッケージのすべてのコンポーネントを使用できるように設定しています。末尾のワイルドカードはモジュール/パッケージのマッチを行う場合、必須です。 
    49  
    50 アクティブなコンポーネントの一覧を取得するには、 ''Trac について'' (訳注: 英語版では ''About Trac'') の ''Plugins'' ページを参照してください。 (`CONFIG_VIEW` [wiki:TracPermissions パーミッション] が必要となります。) 
    51  
    52 See also: TracPlugins 
    53  
    54 === [extra-permissions] === #extra-permissions-section 
    55 ''(since 0.12)'' 
    56  
    57 権限追加のカスタマイズは [wiki:ExtraPermissionsProvider] を有効にして、このセクションで定義することで可能となります。 
    58  
    59 === [milestone-groups] === #milestone-groups-section 
    60 ''(0.11 以降)'' 
    61  
    62 今やチケットのワークフローは変更可能です。チケットステータスを数多く持つことができます。 
    63 単に解決した (closed) チケットと、その他のチケットを対比して表示することが、すべてのケースで 
    64 適切とは言えなくなりました。このセクションでは、簡単にステータスの ''グループ'' を作成ができます。 
    65 グループはマイルストーンのプログレスバーで異なった色で表示させることができます。 
    66  
    67 設定の例 (closed と active しか持たない場合): 
    68 {{{ 
    69 closed = closed 
    70 # sequence number in the progress bar 
    71 closed.order = 0 
    72 # optional extra param for the query (two additional columns: created and modified and sort on created) 
    73 closed.query_args = group=resolution,order=time,col=id,col=summary,col=owner,col=type,col=priority,col=component,col=severity,col=time,col=changetime 
    74 # indicates groups that count for overall completion percentage 
    75 closed.overall_completion = true 
    76  
    77 new = new 
    78 new.order = 1 
    79 new.css_class = new 
    80 new.label = new 
    81  
    82 # one catch-all group is allowed 
    83 active = * 
    84 active.order = 2 
    85 # CSS class for this interval 
    86 active.css_class = open 
    87 # Displayed label for this group 
    88 active.label = in progress 
    89 }}} 
    90  
    91 グループの定義は、含めるステータスをカンマ区切りのリストにして構成します。 
    92 また、 '*' はあらゆるステータスを意味し、残りのすべてのステータスをキャッチオールグループに 
    93 関連付けます。 
    94  
    95 CSS クラスは次のいずれかを設定します: new (黄色), open (無色), closed (緑色)。 
    96 新しくスタイルを追加するには、以下のセレクタを使用します: 
    97 `table.progress td.<class>` 
    98  
    99 === [repositories] === #repositories-section 
    100  
    101 (''0.12 以降'' のマルチリポジトリ) 
    102  
    103 trac.ini の `[repositories]` セクションに設定できることは、新しいリポジトリを登録すること以外にもあります。 
    104  
    105 使い勝手を増すエイリアスや、一時的なリポジトリ、インストール時の初期状態などを設定することができます。 
    106  
    107 このセクションとその他諸々の書き方についての詳細は [TracRepositoryAdmin#Intrac.ini TracRepositoryAdmin] を参照してください。 
    108  
    109 === [svn:externals] === #svn:externals-section 
    110 ''(0.11 以降)'' 
    111  
    112 Subversion 向けの TracBrowser は、フォルダの `svn:externals` 属性を解釈できます。 
    113 デフォルトでは URL をリンクとして処理できるだけであり、 Trac 自身はリモートとなるリポジトリをブラウズすることはできません。 
    114  
    115 しかしながら、別の Trac インスタンス (または [http://www.viewvc.org/ ViewVC] のような別のリポジトリブラウザ) がリンク先のリポジトリをブラウズできるように設定されていれば、別のリポジトリブラウザを指す外部の URL を Trac に設定しておくことができます。 
    116  
    117 このマッピングは TracIni の `[svn:externals]` セクションで設定します。 
    118  
    119 例: 
    120 {{{ 
    121 [svn:externals] 
    122 1 = svn://server/repos1                       http://trac/proj1/browser/$path?rev=$rev 
    123 2 = svn://server/repos2                       http://trac/proj2/browser/$path?rev=$rev 
    124 3 = http://theirserver.org/svn/eng-soft       http://ourserver/viewvc/svn/$path/?pathrev=25914 
    125 4 = svn://anotherserver.com/tools_repository  http://ourserver/tracs/tools/browser/$path?rev=$rev 
    126 }}} 
    127 上記では、 `svn://anotherserver.com/tools_repository/tags/1.1/tools` という external は `http://ourserver/tracs/tools/browser/tags/1.1/tools?rev=` にマップされます (`rev` は external にリビジョンが指定された場合、適切なリビジョン番号に設定されます。詳細は [http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.externals.html SVN Book の externals] を参照してください)。 
    128  
    129 Note: 番号はセクション内でのキー項目としてだけ使用されます。 URL 自身はキー項目として扱うことが出来ないという、設定ファイルのパーサの制限事項を回避するためです。 
    130  
    131 最後に [http://subversion.tigris.org/svn_1.5_releasenotes.html#externals Subversion 1.5] で導入された相対 URL は、現在のところサポートしていません。 
    132  
    133 === [ticket-custom] === #ticket-custom-section 
    134  
    135 このセクションでは、チケットに追加フィールドを定義することができます。詳しくは TracTicketsCustomFields を参照してください。 
    136  
    137 === [ticket-workflow] === #ticket-workflow-section 
    138 ''(0.11 以降)'' 
    139  
    140 チケットのワークフローはプラグインで制御します。 
    141 デフォルトでは `ConfigurableTicketWorkflow` コンポーネントが制御を行います。 
    142 このコンポーネントでは、 trac.ini ファイルのこのセクションでワークフローを設定することが可能です。 
    143 詳細は TracWorkflow を参照してください。 
    144  
    14533---- 
    14634See also: TracGuide, TracAdmin, TracEnvironment