Changes between Version 2 and Version 3 of TracInstall
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TracInstall
v2 v3 1 = Trac Installation Guide for 0.12 =1 = Trac Installation Guide for 1.0 = 2 2 [[TracGuideToc]] 3 3 4 4 Trac は Python で書かれており、データベースとして [http://sqlite.org/ SQLite], [http://postgresql.org/ PostgreSQL], [http://mysql.com/ MySQL] のどれかが必要です。 Trac は HTML レンダリングのために [http://genshi.edgewall.org Genshi] テンプレートシステムを使用します。 5 5 6 バージョン 0.12 以降、 Trac はローカライズされているため、自分が普段使っている言語に翻訳されているかもしれません。 Trac のインタフェースで別の言語を使用したい場合は、任意のパッケージである [#OtherPythonPackages Babel] を **最初に** インストールする必要があります。 Babel がない場合、通常通り、デフォルトの英語バージョンのみ使用することができます。もし、 Babel を Trac よりも後にインストールした場合は、 Trac を再インストールする必要があります。7 8 新しい言語での翻訳の作成や、すでにある言語での翻訳のエンハンスをコントリビュートした場合は [ http://trac.edgewall.org/wiki/TracL10N TracL10N] を見てみてください。 (訳注: 日本語の翻訳はすでにコントリビュートされています)9 10 Trac のインストールとセットアップに対する一般的な手順と必要な条件を以下に示します。 Trac を特定のシステムにインストールする手順は Trac Project サイトの [trac: wiki:TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms] にありますが、 '''まず最初に以下の一般的な手順を読み通して''' タスクの関係を確実に理解してください。6 バージョン 0.12 以降、 Trac はローカライズされているため、自分が普段使っている言語に翻訳されているかもしれません。 Trac のインタフェースで別の言語を使用したい場合は、任意のパッケージである [#OtherPythonPackages Babel] をインストールする必要があります。[#InstallingTrac Installing Trac] セクションのローカライゼーションのサポートの手順を参照してください。 Babel がない場合、通常通り、デフォルトの英語バージョンのみ使用することができます。 7 8 新しい言語での翻訳の作成や、すでにある言語での翻訳のエンハンスをコントリビュートした場合は [[trac:TracL10N]] を見てみてください。 (訳注: 日本語の翻訳はすでにコントリビュートされています) 9 10 Trac のインストールとセットアップに対する一般的な手順と必要な条件を以下に示します。 Trac を特定のシステムにインストールする手順は Trac Project サイトの [trac:TracInstallPlatforms TracInstallPlatforms] にありますが、 '''まず最初に以下の一般的な手順を読み通して''' タスクの関係を確実に理解してください。 11 11 12 12 [[PageOutline(2-3,インストール手順,inline)]] … … 16 16 Trac をインストールするためには以下のソフトウェアパッケージがインストールされていなければなりません: 17 17 18 * [http://www.python.org/ Python], 2. 4以上 3.0 未満19 //(Python 2.3 のサポートは、このリリース(訳注: 0.12)で打ち切られました。そして、このリリースは Python 2.4 をサポートする最後の Trac となります)//20 * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools], 0.6 以上 21 * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi], 0.6 以上 (0.7dev 未満、つまり trunk は使用できません)18 * [http://www.python.org/ Python], 2.5 以上 3.0 未満 19 (Python 2.4 のサポートは、このリリース(訳注: 1.0)で打ち切られました) 20 * [http://peak.telecommunity.com/DevCenter/setuptools setuptools], 0.6 以上, [http://pypi.python.org/pypi/distribute ディストリビュート] を使用してもかまいません 21 * [http://genshi.edgewall.org/wiki/Download Genshi], 0.6 以上(リリースはされていませんが 0.7dev でも正しく動作します) 22 22 23 23 また、データベースと、それに対応する Python のバインディングが必要です。 … … 26 26 ==== SQLite の場合 ==== #ForSQLite 27 27 28 Python 2.5 か 2.6 の場合は、必要なライブラリは同梱されています。 29 30 Python 2.4 の場合、 pysqlite が必要です。 pysqlite は 31 [http://code.google.com/p/pysqlite/downloads/list google code] から Windows インストーラやソースからのビルド用の tar.gz アーカイブがダウンロードできます: 32 {{{ 33 $ tar xvfz <version>.tar.gz 34 $ cd <version> 35 $ python setup.py build_static install 36 }}} 37 38 上記の手順で SQLite のコードも展開されバインディングがビルドされます。 39 40 SQLite をインストールするときに、システムが開発用のヘッダを必要とするかもしれません。これらのヘッダなしでは、ビルドしたときに GCC 関連のエラーがいろいろと出るでしょう: 41 42 {{{ 43 $ apt-get install libsqlite3-dev 44 }}} 45 46 SQLite 2.x も !PySqlite 1.1.x ももはやサポートしていません。 47 48 既知のバグとして、 !PySqlite バージョン 2.5.2-4 では、 Trac のデータベースを 28 Python 2.5 、 2.6 、 2.7 には、SQLite データベースのライブラリがPython の標準ディストリビューションに( `sqlite3` モジュールとして)同梱されています。 29 30 もちろん、最新の [[trac:Pysqlite]] をダウンロードすることも可能です。 31 [http://code.google.com/p/pysqlite/downloads/list google code] から Windows インストーラやソースからビルドするための 32 tar.gz アーカイブがダウンロードできます。 33 {{{ 34 $ tar xvfz <version>.tar.gz 35 $ cd <version> 36 $ python setup.py build_static install 37 }}} 38 39 上記の手順で最新の SQLite コードがダウンロードされバインディングがビルドされます。 40 41 SQLite 2.x のサポートは終了しました。 42 43 既知のバグとして、 PySqlite バージョン 2.5.2-4 では、 Trac のデータベースを 49 44 0.11.x から 0.12. にアップグレードすることができません。 2.5.5 以降か 2.5.1 と 50 それ以前のバージョンを使用して下さい。詳細については、 [ http://trac.edgewall.org/ticket/9434 本家チケット 9434] を参照して下さい。51 52 [ http://trac.edgewall.org/wiki/PySqlite PySqlite] も参照することができます。45 それ以前のバージョンを使用して下さい。詳細については、 [trac:#9434 本家チケット 9434] を参照して下さい。 46 47 [trac:PySqlite PySqlite] にさらに情報があります。 53 48 54 49 ==== PostgreSQL の場合 #ForPostgreSQL 55 50 56 下記いずれかの Python バインディングをインストールする必要があります:51 下記いずれかの データベースと、データベースに対応した Python バインディングをインストールする必要があります: 57 52 * [http://www.postgresql.org/ PostgreSQL], バージョン 8.0 以降 58 53 * [http://pypi.python.org/pypi/psycopg2 psycopg2] 59 54 60 詳しくは [ http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend#Postgresql DatabaseBackend] を参照してください。55 詳しくは [trac:DatabaseBackend#Postgresql DatabaseBackend] を参照してください。 61 56 62 57 … … 68 63 * [http://sf.net/projects/mysql-python MySQLdb], 1.2.2 以降 69 64 70 '''非常に''' 重要なことが記載されているので、データベースを作成する前に、[ http://trac.edgewall.org/wiki/MySqlDbMySqlDb] のページを注意深く読んで下さい。65 '''非常に''' 重要なことが記載されているので、データベースを作成する前に、[trac:MySqlDb] のページを注意深く読んで下さい。 71 66 72 67 === 任意の依存関係 === #OptionalDependencies … … 75 70 76 71 ===== Subversion ===== 77 78 [http://subversion.apache.org/ Subversion] 1.5.x または 1.6.x と '''''対応する''''' Python バインディング。 79 80 様々なプラットフォーム向けに [http://subversion.apache.org/packages.html コンパイル済みの SWIG バインディング] が用意されています。 Windows パッケージに関する詳細は TracSubversion を参照してください。 81 82 1.4 系の古いバージョンも今のところ動作します。トラブルシューティングの情報が [trac:TracSubversion#Troubleshooting TracSubversion] のページに記載されていますので、確認してください。 Trac が使用する svn の中心機能 (例: svn_path_canonicalize) が (svn ライブラリそのものには存在していたとしても) svn のバージョン 1.3.x 以前では Python の swig のラッパーで実装されていないため、 1.4.0 より以前のバージョンでは、動作しないかもしれません。 72 * [http://subversion.apache.org/ Subversion] 1.5.x または 1.6.x と '''''対応する''''' Python バインディング。1.0 から 1.2.4 や 1.3.2 、 1.4.2 などの古いバージョンも今のところ動作します。トラブルシューティングの情報が [trac:TracSubversion#Troubleshooting TracSubversion] のページに記載されていますので、確認してください 73 74 様々なプラットフォーム向けに [http://subversion.apache.org/packages.html SWIG バインディング] が用意されています。(このリストから Windows パッケージ用のコンパイル済みの SWIG バインディングを探してください。TracSubversion には [http://alagazam.net Algazam] がよいです。私も python 2.6 の基、使用しています。) 83 75 84 76 Note: Trac は [http://pysvn.tigris.org/ PySVN] のような新しい `ctype` 形式のバインディングでは '''動作しません'''。 85 77 86 '''重要な Note:''' Subversion を使用するなら Trac を '''同じマシン''' にインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在[http://trac.edgewall.org/ticket/493 サポートされていません]。 78 79 '''重要な Note:''' Subversion を使用するなら Trac を '''同じマシン''' にインストールする必要があります。リモートリポジトリは現在 [trac:#493 サポートされていません]。 87 80 88 81 89 82 ===== その他のバージョン管理システム ===== #Others 90 83 91 Subversion 以外のバージョン管理システムのサポートはサードパーティから提供されます。 [ http://trac.edgewall.org/wiki/PluginList PluginList] や [http://trac.edgewall.org/wiki/VersionControlSystemVersionControlSystem] を参照して下さい。84 Subversion 以外のバージョン管理システムのサポートはサードパーティから提供されます。 [trac:PluginList] や [trac:VersionControlSystem] を参照して下さい。 92 85 93 86 ==== Web サーバ ==== #WebServer … … 95 88 96 89 Trac は下記の環境において動作します。 97 * [http://httpd.apache.org/ Apache] との組み合わせで 98 - [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi], [wiki:TracModWSGI] を参照 (推奨)99 - //[http://modpython.org/ mod_python 3.3.1], TracModPython を参照 (非推奨)//100 * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] 対応 Web サーバ, TracFastCgi を参照101 * [http:// tomcat.apache.org/connectors-doc/ajp/ajpv13a.html AJP] 対応 Web102 サーバ, [trac:TracOnWindowsIisAjp] を参照103 * IIS との組み合わせで [http://code.google.com/p/isapi-wsgi/ Isapi-wsgi], [trac:TracOnWindowsIisIsapi] を参照104 * //最後の手段として CGI 対応 Web サーバ(TracCgi 参照)。 しかし Trac を CGI スクリプトとして使用することは105 全く推奨されていませんので 、上記に挙げた方法を選択して下さい。//106 90 * [http://httpd.apache.org/ Apache] との組み合わせで 91 - [http://code.google.com/p/modwsgi/ mod_wsgi], [wiki:TracModWSGI] と 92 http://code.google.com/p/modwsgi/wiki/IntegrationWithTrac を参照 93 - [http://modpython.org/ mod_python 3.3.1], 非奨励 (TracModPython 参照) 94 * [http://www.fastcgi.com/ FastCGI] 対応 Web サーバ (TracFastCgi 参照) 95 * [http://tomcat.apache.org/connectors-doc/ajp/ajpv13a.html AJP] 対応 Web 96 サーバ ([trac:TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp] 参照) 97 * CGI 対応 Web サーバ (TracCgi 参照)。’’’Trac を CGI スクリプトとして使用することは 98 全く推奨されていませんので’’’ 、上記に挙げた方法を選択して下さい 99 107 100 108 101 ==== その他の Python パッケージ ==== #OtherPythonPackages 109 102 110 * [http://babel.edgewall.org Babel], 0.9.5 111 ローカライズの機能を使用する場合は必要[[BR]] 112 ''Note: '' 他の言語で Trac のインタフェースを表示したい場合、必ず最初に Babel をインストールして下さい。 Babel をインストールしていない場合は、通常通りデフォルトの英語バージョンの Trac を使用することになります。 Babel を後からインストールした場合、 Trac を再インストールする必要があります。 103 * [http://babel.edgewall.org Babel], 0.9.5 以上 104 ローカライズの機能を使用する場合は必要(リリースはされていませんが 1.0dev でも正しく動作します) 113 105 * [http://docutils.sourceforge.net/ docutils], 0.3.9 以上 114 106 WikiRestructuredText の機能を使用する場合は必要 115 * [http://pygments.pocoo.org Pygments] 107 * [http://pygments.pocoo.org Pygments] 116 108 [wiki:TracSyntaxColoring シンタックスハイライティング] の機能を使用する場合は必要 117 [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity] や 109 [http://silvercity.sourceforge.net/ SilverCity] や 118 110 [http://gnu.org/software/enscript/enscript.html Enscript] も、今のところ使用できますが、 119 サポートを打ち切る予定なので、 Pygments を使用してください 。111 サポートを打ち切る予定なので、 Pygments を使用してください 120 112 * [http://pytz.sf.net pytz] , タイムゾーンの完全なリストを取得する場合に必要 121 pytz がない場合、 Trac は内部で定義している 122 短いタイムゾーンの実装にフォールバックします 。123 124 '''Attention''': これらの依存関係は様々なバージョンで必ずしも置き換えできるとは限らないので、上記のバージョン番号に注意してください。 Trac を動かす上で問題が発生した場合は [ http://trac.edgewall.org/wiki/MailingList メーリングリスト] や [http://trac.edgewall.org/wiki/IrcChannel IRC チャネル] で質問をする前にすべての依存関係を再度確認してください。125 126 これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [ http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [http://trac.edgewall.org/wiki/TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac 0.8 に関する説明をしているページもあります)。113 pytz がない場合、 Trac は内部で定義している 114 短いタイムゾーンの実装にフォールバックします 115 116 '''Attention''': これらの依存関係は様々なバージョンで必ずしも置き換えできるとは限らないので、上記のバージョン番号に注意してください。 Trac を動かす上で問題が発生した場合は [trac:MailingList メーリングリスト] や [trac:IrcChannel IRC チャネル] で質問をする前にすべての依存関係を再度確認してください。 117 118 これらのパッケージのドキュメンテーションを参照して、それらが最も上手にインストールできる方法を探してください。また [trac:TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の多くに、これらの依存関係のインストール方法が記述されています。しかしながら [trac:TracInstallPlatforms プラットフォーム特有の説明] の情報はあなたがインストールしている Trac より古い バージョンについての説明があることを覚えておいてください (なんと Trac 0.8 に関する説明をしているページもあります)。 127 119 128 120 … … 130 122 === `easy_install` を使用したインストール ===#Usingeasy_install 131 123 Trac をインストールする方法のひとつに [http://pypi.python.org/pypi/setuptools setuptools] の利用があります。 132 setuptools を使用すると、 Trac を Subversion リポジトリからインストールすることもできます ;124 setuptools を使用すると、 Trac を Subversion リポジトリからインストールすることもできます。 133 125 134 126 例: 135 127 136 - 初めに最新の安定バージョン Trac 0.12.3 及び ローカライズサポートをインストールします:128 - Trac 1.0 をインストールします: 137 129 {{{ 138 easy_install Babel==0.9.5 139 easy_install Trac 130 easy_install Trac==1.0 140 131 }}} 141 ''`easy_install` コマンドを二回、別々に実行することはとても重要です。そうしなければ、メッセージカタログが生成されません。'' 142 143 - 最新バージョンの Trac にアップグレードする: 132 (まだ有効になっていない場合) 133 - 開発中の最新バージョン 1.0dev をインストールします: 144 134 {{{ 145 easy_install -U Trac135 easy_install Trac==dev 146 136 }}} 147 148 - 最新の開発中のバージョン (0.13dev) にアップグレードする: 149 {{{ 150 easy_install -U Trac==dev 151 }}} 152 153 アップグレードの場合には、必ず TracUpgrade を読むようにして下さい。 137 この場合、ローカライズに対応していないバージョンである可能性があります。 138 リリースされているバージョンを使用するか、ソースからインストールするようにしてください 139 140 === `pip` を使用したインストール === #Usingpip 141 'pip' は easy_install のリプレースであり、とても簡単に素早く Python パッケージをインストールすることができます。 142 Trac を 5 分程度でインストール、起動できます: 143 144 pip によってインストールされる場所を `/opt/user/trac` とした場合の例です: 145 146 - 147 {{{ 148 pip -E /opt/user/trac install trac psycopg2 149 }}} 150 または 151 - 152 {{{ 153 pip -E /opt/user/trac install trac mysql-python 154 }}} 155 156 PostgreSQL (libpq-dev) や MySQL (libmysqlclient-dev) へのバインディングも自動でビルドできるように、 pip が OS 固有のヘッダファイルを確実に利用できるようにして下さい。 157 158 また pip は (Genshi, Pygments などの) 依存関係を解決し、 pypi.python.org から最新のパッケージをダウンロードして、 `/opt/user/trac` の配下にインストールするところまで自動化されています。 159 160 すべてのコマンド (`tracd`, `trac-admin`) は `/opt/user/trac/bin` の配下にインストールされます。 `mod_python` (`PythonHandler` ディレクティブを使用する場合) や `mod_wsgi` (`WSGIDaemonProcess` ディレクティブを使用する場合) においても活用することができます。 161 162 加えて、 Trac プラグインのうちのいくつか ([http://pypi.python.org/pypi?:action=search&term=trac&submit=search ここ] で一覧を見ることができます) も pip からインストールすることが可能です。 163 164 154 165 155 166 === ソースからのインストール === #Fromsource 156 よりインストールを管理したい場合には、アーカイブにあるソースをダウンロードできます。また、本家 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracRepositories ソースコードリポジトリ] からチェックアウトすることができます。 157 158 必ず事前にインストール条件を整えておいて下さい。 Genshi と Babel のソースパッケージは http://www.edgewall.org で手に入れることができ、同様の手順でインストールすることができます。また、これらのパッケージは単に `easy_install` でインストールすることもできます。[#Usingeasy_install 上記] 参照。 159 160 Trac アーカイブの解凍またはチェックアウトを実行した後、トップレベルのディレクトリに移動し、以下を実行します: 167 もちろん、ソースディレクトリのトップに格納されている setup.py を使用してインストールすることもできます。 168 169 (Trac-1.0.tar.gz など)リリースパッケージの .tar.gz や .zip ファイル、または直接リポジトリからソースを取得することが出来ます(詳細は Trac:SubversionRepository を参照してください)。 170 161 171 {{{ 162 172 $ python ./setup.py install 163 173 }}} 164 174 165 このステップを実行するためには root 権限 (または root 権限と同等の権限) が必要です。 175 ``このステップを実行するためには root 権限 (または root 権限と同等の権限) が必要です。`` 166 176 167 177 この操作で Python のソースコードがバイトコンパイルされ、 .egg ファイルかディレクトリが Python インストールの `site-packages` ディレクトリにインストールされます。 … … 178 188 === 高度なオプション === #AdvancedOptions 179 189 180 ==== `easy_install` におけるインストール場所の指定 ==== #Customlocationwitheasy_install 181 182 Trac のインストール場所を変えるなどの高度なインストールオプションを知りたければ以下を実行してください: 190 Trac のインストール場所を変えるなどの高度なインストールオプションを知りたければ以下を実行してください: 183 191 {{{ 184 192 easy_install --help … … 199 207 上記の例は、 `tracd` と `trac-admin` コマンドを `/usr/local/bin` に、 Trac のライブラリと依存ファイルを `/Library/Python/2.5/site-packages` にインストールします。これらのパスは Apple での Pyhton サードパーティアプリケーションの標準ロケーションです。(訳注: つまり、上記と違うパスにインストールしたい場合のみ、オプションの指定が必要になります) 200 208 201 ==== `pip` を使用したインストール ==== #Usingpip202 'pip' は easy_install のリプレースであり、とても簡単に素早く Python パッケージをインストールすることができます。203 Trac を 5 分程度でインストール、起動できます:204 205 pip によってインストールされる場所を /opt/user/trac とした場合の例です:206 207 -208 {{{209 pip -E /opt/user/trac install trac psycopg2210 }}}211 または212 -213 {{{214 pip -E /opt/user/trac install trac mysql-python215 }}}216 217 PostgreSQL (libpg-dev) や MySQL (libmysqlclient-dev) へのバインディングも自動でビルドできるように、 pip が OS 固有のヘッダファイルを確実に利用できるようにして下さい。218 219 また pip は (Genshi, Pygments などの) 依存関係を解決し、 pypi.python.org から最新のパッケージをダウンロードして、 /opt/user/trac の配下にインストールするところまで自動化されています。220 221 すべてのコマンド (tracd, trac-admin) は /opt/user/trac/bin の配下にインストールされます。 mod_python (!PythonHandler ディレクティブを使用する場合) や mod_wsgi (!WSGIDaemonProcess ディレクティブを使用する場合) においても活用することができます。222 223 加えて、 Trac プラグインのうちのいくつか ([http://pypi.python.org/pypi?:action=search&term=trac&submit=search ここ] で一覧を見ることができます) も pip からインストールすることが可能です。224 225 226 209 227 210 == プロジェクト Environment の作成 == #CreatingaProjectEnvironment … … 237 220 238 221 データベース接続文字列のデフォルトは SQLite が使用されます。 SQLite がインストールされている場合は、他の設定は不要です。 239 他の [ http://trac.edgewall.org/wiki/DatabaseBackend データベースバックエンド] を使用する場合は、あらかじめデータベースが使用可能な状態にしておかねばなりません。222 他の [trac:DatabaseBackend データベースバックエンド] を使用する場合は、あらかじめデータベースが使用可能な状態にしておかねばなりません。 240 223 241 224 0.12 以降で Trac は、新しい Environment の作成時に [TracEnvironment#SourceCodeRepository ソースコードリポジトリ] を尋ねないようになりました。リポジトリを後で [TracRepositoryAdmin 追加する] までの間、バージョン管理のサポートは無効化されます。 … … 249 232 250 233 {{{#!div class=important 251 ''' 警告''' アカウント名とプロジェクトパスには ASCII 文字のみを使用して下さい。 unicode 文字はサポートしていません。234 '''Warning:''' アカウント名とプロジェクトパスには ASCII 文字のみを使用して下さい。 unicode 文字はサポートしていません。 252 235 }}} 253 236 … … 271 254 Trac には "実際の" Web サーバへ接続するために、いくつかの選択肢があります: 272 255 - [wiki:TracFastCgi FastCGI] 273 - [wiki:TracModWSGI mod_wsgi] 256 - [wiki:TracModWSGI mod_wsgi] 274 257 - //[wiki:TracModPython mod_python] (mod_python は現在活発なメンテナンスが行われていないため、推奨されません)// 275 258 - //[wiki:TracCgi CGI] (最適なパフォーマンスに遠く及ばないため、使用すべきではありません)// … … 331 314 }}} 332 315 333 Note: `trac.*cgi` スクリプトを `/trac` にマップしている場合、 `/trac/chrome/common` を加えたパスに対するリクエストは、静的リソースで処理するように割り込みを加えます。 316 Note: `trac.*cgi` スクリプトを `/trac` にマップしている場合、 `/trac/chrome/common` を加えたパスに対するリクエストは、静的リソースで処理するように割り込みを加えます。 334 317 335 318 同様に、静的なリソースを project の `htdocs` ディレクトリで使用している場合 (テーマの中で `/trac/chrome/site` を参照しているなど)、 これらのリソースを供給するよう Apache を設定することが出来ます。(再度、.*cgi スクリプトの `ScriptAlias` や `WSGIScriptAlias` ''より上に'' 以下のブロックを記述します。インストール状況に合わせて、ファイル名やロケーションは適宜変更してください): … … 380 363 == インストールを終えて == #Finishingtheinstall 381 364 382 === SVN のチェンジセットを Trac のチケットに自動リンクする方法 === #AutomaticreferencetotheSVNchangesetsinTractickets 383 384 変更をリポジトリにコミットした時に、チェンジセットへのリンクをチケットのコメントに自動で追加するように SVN を設定することができます。コミットメッセージには以下に示すいずれかの書式が含まれていなければなりません: 365 === SVN のチェンジセットを Trac のチケットに自動リンクする方法 === #AutomaticreferencetotheSVNchangesetsinTractickets 366 367 変更をリポジトリにコミットした時に、チェンジセットへのリンクをチケットのコメントに自動で追加するように SVN を設定することができます。コミットメッセージには以下に示すいずれかの書式が含まれていなければなりません: 385 368 * '''`Refs #123`''' - このチェンジセットへのリンクをチケット `#123` に追加します 386 * '''`Fixes #123`''' - このチェンジセットへのリンクをチケット `#123` に追加し、チケットを ''fixed'' でクローズします 。369 * '''`Fixes #123`''' - このチェンジセットへのリンクをチケット `#123` に追加し、チケットを ''fixed'' でクローズします 387 370 388 371 この機能を使用するためには post-commit フックを [wiki:TracRepositoryAdmin#ExplicitSync TracRepositoryAdmin] に記載したリポジトリにインストールし、 commit updater コンポーネントを有効にせねばなりません。コンポーネントの有効化は、 [wiki:TracIni#components-section trac.ini] ファイルの `[components]` セクションに下記記述を追加するか、 "プラグイン" (英語版では "Plugins") 管理パネルから設定します。 … … 400 383 '' Enjoy! '' 401 384 402 [ http://trac.edgewall.org/wiki/TracTeam The Trac Team]385 [trac:TracTeam The Trac Team] 403 386 404 387 ----