Changes between Version 1 and Version 2 of TracInterfaceCustomization


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09/18/14 10:48:12 (10 years ago)
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trac
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  • TracInterfaceCustomization

    v1 v2  
    11= Trac のインタフェースをカスタマイズする = #CustomizingtheTracInterface 
    22[[TracGuideToc]] 
     3[[PageOutline]] 
    34 
    45== イントロダクション == #Introduction 
     
    1516 
    1617=== ロゴ === #Logo 
    17 `src` の設定を `site/` に続く画像ファイルの名前に変更してください。 `width` と `height` は画像ファイルにあわせて設定を変更してください。(Trac の chrome ハンドラはプロジェクトのディレクトリ `htdocs` と "`common/`" の中のファイル用に "`site/`" を使用します。) 
     18`src` の設定を `site/` に続く画像ファイルの名前に変更してください。 `width` と `height` は画像ファイルにあわせて設定を変更してください。(Trac の chrome ハンドラはプロジェクトのディレクトリ `htdocs` の中のファイル用に "`site/`" を使用し、Trac インストール時に作成された共通のディレクトリ `htdocs` 用に "`common/`" を使用します。) Note: 'site/' はプロジェクト名の代わりに使っているのではなく、文字通り使用されるべき実際のプレフィクスです。例えば、プロジェクトに 'sandbox' という名前を付け、イメージファイルが 'red_logo.gif' である場合、 'src' には 'sandbox/red_logo.gif' ではなく、 'site/red_logo.gif' を設定します。 
    1819 
    1920{{{ 
     
    2627 
    2728=== アイコン === #Icon 
    28 アイコンは `.gif` か `.ico` 形式の 16x16 の画像である必要があります。 `icon` の設定を `site/` に続くアイコンファイルの名前に変更してください。アイコンは通常、サイトの URL の横や、 `ブックマーク` メニューに表示されます。 
     29アイコンは `.gif` か `.ico` 形式の 32x32 の画像である必要があります。 `icon` の設定を `site/` に続くアイコンファイルの名前に変更してください。アイコンは通常、サイトの URL の横や、 `ブックマーク` メニューに表示されます。 
    2930 
    3031{{{ 
     
    4041}}} 
    4142 
     43ブラウザのアドレスバーでのアイコン表示に問題がある場合、アイコンのファイル拡張子の後に "?" (クエスチョンマーク) を置くと回避できることがあります。 
     44 
     45{{{ 
     46[project] 
     47icon = /favicon.ico? 
     48}}} 
     49 
    4250== ナビゲーション項目のカスタマイズ == #CustomNavigationEntries 
    4351[mainnav] と [metanav] を使用すると、ナビゲーション項目に使用されるテキストとリンクをカスタマイズしたり、無効化することができます (新規項目を追加することはできません)。 
    4452 
    45 以下の例では、 Wiki のスタートページへのリンク名を "Home" に変更して、 "Help/Guide" を非表示にします。さらに、 "View Tickets" エントリを特定のレポートにリンクさせます。 
     53以下の例では、 Wiki のスタートページへのリンク名を "Home" に変更して、 "!Help/Guide" を非表示にします。さらに、 "View Tickets" エントリを特定のレポートにリンクさせます。 
    4654{{{ 
    4755[mainnav] 
     
    6068 
    6169カスタムスタイルシートへのリンクや、独自のヘッダやフッタを追加したい場合、 
    62 以下のようなの内容ファイルを、プロジェクトの templates ディレクトリに 'site.html' という名前で作成してください (各 Trac プロジェクトは独自の内容の site.html を持つことができます)。{{{/path/to/env/templates/site.html}}} の例: 
     70以下のようなの内容ファイルを、プロジェクトの `templates/` ディレクトリに `site.html` という名前で作成してください (各 Trac プロジェクトは独自の内容の `site.html` を持つことができます)。{{{/path/to/env/templates/site.html}}} の例:  
    6371 
    6472{{{ 
     
    9199}}} 
    92100 
    93 XSLT に慣れ親しんだ人であれば、 Genshi テンプレートには類似点があるのに気付くかもしれません。しかしながら Trac 固有の機能もあります。例えば '''${href.chrome('site/style.css')}''' は Environment に含まれる ''htdocs/'' にあるファイルへの参照の属性に置き換えられます。 '''${chrome.htdocs_location}''' は似ていますが、 Trac インストール時に作成された共通の ''htdocs/'' ディレクトリを指定するために使用します。 
    94  
    95 site.html はサイト固有のすべての変更を含んでいる一つのファイルです。通常は、要素 (element) または属性 (attribute) として py:match を使用することでレンダリングされるページを変更することができるようになります。 py:match は特定のセクションに依存した記載が行われており、ページを検索してマッチした箇所を変更します。 
    96 site.html には変更を行うための py:match セクションをいくつでも記載することができます。これらはすべて [http://genshi.edgewall.org/ Genshi] の文法に沿って行います。ドキュメントや詳細なシンタックスは前述のリンクを参考にしてください。 
    97  
    98  
    99 チケット登録のフォームに導入テキストを表示する (プレビューが非表示のとき) 場合は、次の例を追加してください: 
    100  
    101 {{{ 
    102 #!xml 
     101XSLT に慣れ親しんだ人であれば、 Genshi テンプレートには類似点があるのに気付くかもしれません。しかしながら Trac 固有の機能もあります。例えば `${href.chrome('site/style.css')}` は Environment に含まれる `htdocs/` にある CSS ファイルへの参照の属性に置き換えられます。 同様に、 `${chrome.htdocs_location}` は Trac インストール時に作成された共通の `htdocs/` ディレクトリを指定するために使用します。しかし [[TracIni#trac-config|[trac] htdocs_location]] のコンフィグを設定することで、ディレクトリ位置を指定しなおすことができます。 
     102 
     103`site.html` はサイト固有のすべての変更を含んでいる一つのファイルです。通常は、特定のセクション上で `py:match` を要素 (element) または属性 (attribute) として使用することで、カスタマイズしようとしているページを 
     104思い通りにレンダリングすることができます。 
     105[http://groups.google.com/group/trac-users/browse_thread/thread/70487fb2c406c937/ メーリングリスト] には上記の例の `site.html` について解説されていますので、参照してください。 
     106`site.html` には変更を行うための `py:match` セクションをいくつでも記載することができます。これらはすべて Genshi の文法に沿って行います。[http://genshi.edgewall.org/wiki/Documentation/xml-templates.htmlドキュメントや詳細なシンタックス] を参考にしてください。 
     107 
     108 
     109チケット登録のフォームに導入テキストを表示する (プレビューが非表示のとき) 場合は、次の例を追加してください:  
     110 
     111{{{#!xml 
    103112<form py:match="div[@id='content' and @class='ticket']/form" py:attrs="select('@*')"> 
    104113  <py:if test="req.environ['PATH_INFO'] == '/newticket' and (not 'preview' in req.args)"> 
     
    109118}}} 
    110119 
    111 この例では '''`req.environ['PATH_INFO']`''' を使用して、特定のビューだけで変更が行われるようにスコープを限定しています。例えば site.html でタイムラインだけで変更を行い、他のセクションには影響を及ぼしたくない場合は、 ''`req.environ['PATH_INFO'] == '/timelime'`'' を <py:if> での test に記載します。 
     120この例では `req.environ['PATH_INFO']` を使用して、特定のビューだけで変更が行われるようにスコープを限定しています。例えば `site.html` でタイムラインだけで変更を行い、他のセクションには影響を及ぼしたくない場合は、 `req.environ['PATH_INFO'] == '/timelime'` を `<py:if>` の test 属性に記載します。 
     121 
     122より多くの `site.html` の例が [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/SiteHtml CookBook/SiteHtml] で見ることができます。 
     123 
     124`style.css` の例は [http://trac.edgewall.org/wiki/CookBook/SiteStyleCss CookBook/SiteStyleCss] で見ることができます。 
    112125 
    1131260.10 からアップグレードされた Environment で、かつ `site_newticket.cs` ファイルが既に存在している場合は、ワークアラウンドすることによってテンプレートをロードすることができます - !ClearSilver の処理が含まれていない場合に限ります (訳注: `<?cs?>` が含まれていない場合) 。また、この場合はただ一つの要素 (element) だけがインポートされるので、コンテンツはある種のラッパー (`<div>` ブロックやそれに似た親コンテナ) を必要とします。インクルードするためには XInclude の名前空間を指定しなければなりませんが、ドキュメントルート以外にも置くことができます: 
     
    123136}}} 
    124137 
    125 また、共通のテンプレートディレクトリに、 `site.html` (その名前にも関わらず) を置くことができます - `[inherit] templates_dir` オプションを参照してください。新しく、一個のグローバルな `site.html` ファイルに、ヘッダ, フッタ, チケット作成時の tips を組み込むことで、簡単なメンテナンス (および、大きなインストールを行った 0.10 からのバージョンアップのための移行パス) を提供しています。 
     138また、共通のテンプレートディレクトリに、 `site.html` (その名前にも関わらず) を置くことができます - [[TracIni#inherit-section|[inherit] templates_dir]] オプションを参照してください。新しく、一個のグローバルな `site.html` ファイルに、ヘッダ, フッタ, チケット作成時の tips を組み込むことで、簡単なメンテナンス (および、大きなインストールを行った 0.10 からのバージョンアップのための移行パス) を提供しています。 
    126139 
    127140== プロジェクトリスト == #ProjectList 
     
    159172カスタムテンプレートを使用する場合、 Web サーバにテンプレートのロケーションの設定を読み込ませる必要があります (確かめてみてください ... まだ 0.11 向けに変更していません): 
    160173 
     174[wiki:TracModWSGI mod_wsgi] 用: 
     175{{{ 
     176os.environ['TRAC_ENV_INDEX_TEMPLATE'] = '/path/to/template' 
     177}}} 
     178 
    161179[wiki:TracFastCgi FastCGI] 用: 
    162180{{{ 
     
    188206   }}} 
    189207 
    190 == プロジェクトテンプレート == # ProjectTemplates 
     208== プロジェクトテンプレート == #ProjectTemplates 
    191209 
    192210個々の Trac Environment (プロジェクトのインスタンス) の外観は、同じサーバにホストされている他のプロジェクトとは独立してカスタマイズできます。推奨するのは `site.html` テンプレート ([#SiteAppearance サイトの外観] 参照) を使う方法です。どのような場合でも可能な限り、この方法にしてください。 `site.html` を使う場合、変更はオリジナルのテンプレートがレンダリングした結果に対して適用されるので、 Trac を今後アップグレードした後も、通常はカスタマイズをそのまま使い続けることができます。 `theme.html` や他の Trac のテンプレートのコピーを作成する方法の場合、新しい Trac の機能追加や不具合修正の結果、動かなくなってしまったカスタマイズを新しいバージョンに移行する必要があるかもしれません。 
     
    201219 
    202220Trac は通常、パフォーマンスを向上させるために、テンプレートをメモリ上にキャッシュします。変更したテンプレートを適用するためには、 サーバプロセスの再起動が必要です。 
     221 
    203222---- 
    204223See also TracGuide, TracIni