Changes between Version 2 and Version 3 of TracLogging


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Timestamp:
12/07/15 15:40:17 (9 years ago)
Author:
trac
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  • TracLogging

    v2 v3  
    22[[TracGuideToc]] 
    33 
    4 Trac は Python の標準 [http://docs.python.org/lib/module-logging.html ロギングモジュール] (訳注: [http://www.python.jp/doc/release/lib/module-logging.html 日本語ドキュメント]) を使用したシステムメッセージのログ出力に対応しています。 
     4Trac は Python の標準 [http://docs.python.org/library/logging.html ロギングモジュール] (訳注: [http://www.python.jp/doc/release/library/logging.html 日本語ドキュメント]) を使用したシステムメッセージのログ出力に対応しています。 
    55 
    66ログは [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `[logging]` セクションで設定することができます。 
     
    1010ログの出力方法は [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_type` オプションで設定されます。以下の値が使用できます: 
    1111 
    12  '''none''':: すべてのログメッセージを抑制する 
    13  '''file''':: ログをファイルに出力する。 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の ''log_file'' ディレクティブで指定する。 `log_file` の中の相対パスは TracEnvironment の `log` ディレクトリへの相対パスとして解決されます 
    14  '''stderr''':: コンソールにすべてのログを出力する([wiki:TracStandalone tracd] のみ) 
    15  '''syslog''':: (UNIX) 名前付きパイプ `/dev/log` を通してすべてのログメッセージをローカルの syslog に送信する。 syslog はデフォルトでファイル /var/log/messages に出力される 
    16  '''eventlog''':: (Windows) イベントログに Trac のログを出力する 
     12 '''none''':: すべてのログメッセージを抑制する 
     13 '''file''':: ログをファイルに出力する。 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の ''log_file'' ディレクティブで指定する。 `log_file` の中の相対パスは TracEnvironment の `log` ディレクトリへの相対パスとして解決されます 
     14 '''stderr''':: コンソールにすべてのログを出力する([wiki:TracStandalone tracd] のみ) 
     15 '''syslog''':: (UNIX) 名前付きパイプ `/dev/log` を通してすべてのログメッセージをローカルの syslog に送信する。 syslog はデフォルトでファイル /var/log/messages に出力される 
     16 '''eventlog''':: (Windows) イベントログに Trac のログを出力する 
    1717 
    1818== ログレベル == #LogLevels 
     
    2020出力するログの冗長レベルは [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_level` オプションで指定します。ログレベルは出力するログメッセージの最低限のレベルを定義します。レベルには下記の種類があります: 
    2121 
    22  '''CRITICAL''':: 最も重要なエラーのみ。たいていは致命的なメッセージです 
    23  '''ERROR''':: 処理失敗、バグ、エラー 
    24  '''WARN''':: 警告、処理を中断するほどではないイベント 
    25  '''INFO''':: 診断メッセージ。すべてのプロセスについてのログ情報 
    26  '''DEBUG''':: トレースメッセージ、プロファイリングなど 
     22 '''CRITICAL''':: 最も重要なエラーのみ。たいていは致命的なメッセージです 
     23 '''ERROR''':: 処理失敗、バグ、エラー 
     24 '''WARN''':: 警告、処理を中断するほどではないイベント 
     25 '''INFO''':: 診断メッセージ。すべてのプロセスについてのログ情報 
     26 '''DEBUG''':: トレースメッセージ、プロファイリングなど 
    2727 
    2828Note: Trac 0.11.5 以降で SQL 文をログに出力することができるようになりました。非常に冗長なログになるので、デフォルトでは OFF に成っています (`[trac] debug_sql =yes` を TracIni に設定することで有効化できます)。 
     
    3030== ログの出力フォーマット == #LogFormat 
    3131 
    32 Trac 0.10.4 以降 ([http://trac.edgewall.org/ticket/#2844 #2844] を参照) では、 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_format` オプションを使用することで、ログエントリーの出力フォーマットを設定することが可能です。フォーマットは [http://docs.python.org/lib/node422.html Python ロギングフォーマッタ変数] を含むことができる文字列です。そのうえ、以下の Trac 特有の変数を使用することができます: 
     32Trac 0.10.4 以降 ([trac:#2844 #2844] を参照) では、 [wiki:TracIni#logging-section trac.ini] の `log_format` オプションを使用することで、ログエントリーの出力フォーマットを設定することが可能です。フォーマットは [http://docs.python.org/library/logging.html#logrecord-attributes Python ロギングフォーマッタ変数] を含むことができる文字列です。そのうえ、以下の Trac 特有の変数を使用することができます: 
    3333 '''$(basename)s''':: Environment のベースネーム 
    3434 '''$(path)s''':: Environment の絶対パス