Changes between Version 2 and Version 3 of TracStandalone
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TracStandalone
v2 v3 1 ** Note: このページのドキュメントは Trac 1.0 に対応しています。それ以前のバージョンについては [[0.12/TracStandalone]] を参照してください。 ** 1 2 = Tracd = #Tracd 2 3 … … 6 7 == 利点 == #Pros 7 8 8 * 依存性が低い: apache その他 web サーバをインストールする必要がありません 。9 * 速い: [wiki:TracModPython mod_python] バージョンと同じくらい速いでしょう。 ([wiki:TracCgi CGI] よりはずっと速い)。そして、 バージョン 0.12 以降では、デフォルトで HTTP のバージョン 1.1 が使えるようになりました 。10 * 自動リロード: 開発のために、 Tracd は ''auto_reload'' モードを使用しています。そのため、コード ( Trac 自身またはプラグインのコード ) を更新したときに、自動的にサーバが再起動します 。9 * 依存性が低い: apache その他 web サーバをインストールする必要がありません 10 * 速い: [wiki:TracModPython mod_python] バージョンと同じくらい速いでしょう。 ([wiki:TracCgi CGI] よりはずっと速い)。そして、 バージョン 0.12 以降では、デフォルトで HTTP のバージョン 1.1 が使えるようになりました 11 * 自動リロード: 開発のために、 Tracd は ''auto_reload'' モードを使用しています。そのため、コード ( Trac 自身またはプラグインのコード ) を更新したときに、自動的にサーバが再起動します 11 12 12 13 == 欠点 == #Cons 13 14 14 * 機能が少ない: Tracd に実装されている web サーバはとてもシンプルで、 Apache httpd のように拡張性のある設定ができません 。15 * 機能が少ない: Tracd に実装されている web サーバはとてもシンプルで、 Apache httpd のように拡張性のある設定ができません 15 16 * ネイティブで HTTPS に対応しない: 代わりに [http://www.rickk.com/sslwrap/ sslwrap] または 16 [ http://trac.edgewall.org/wiki/STunnelTracd stunnel -- tracd と stunnel を使うためのチュートリアル] または Apache の mod_proxy を使用します。17 [trac:STunnelTracd stunnel -- tracd と stunnel を使うためのチュートリアル] または Apache の mod_proxy を使用します 17 18 18 19 == 使用例 == #Usageexamples … … 70 71 71 72 Note: もし !AppDirectory が上記のように設定されているならば、実行ファイル ''と'' スクリプトのパス、パラメータの値は、設定したフォルダへの相対パスになります。ここ一点に絞って言うと、これにより Python をアップデートするときに変更箇所が限定されるため少しだけ楽になります。 72 (ドキュメントでは、 /full/path/to/htpasswd とフルパス指定するよう書いてあるかもしれませんが、これは、 .htpasswd ファイルについても同様のことが言えます ;このファイルを Python ディレクトリ配下に配置したいと思わないかもしれません。)73 (ドキュメントでは、 /full/path/to/htpasswd とフルパス指定するよう書いてあるかもしれませんが、これは、 .htpasswd ファイルについても同様のことが言えます。このファイルを Python ディレクトリ配下に配置したいと思わないかもしれません。) 73 74 }}} 74 75 … … 94 95 == 認証を使用する == #UsingAuthentication 95 96 96 Tracd は基本認証とダイジェスト認証の両方に対応しています。ダイジェスト認証の方がより安全です。以降の例ではダイジェスト認証を使用しています。 ;基本認証を使用するためには、下記のコマンドライン入力時に `--auth` を `--basic-auth` に置き換えて下さい。97 Tracd は基本認証とダイジェスト認証の両方に対応しています。ダイジェスト認証の方がより安全です。以降の例ではダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用するためには、下記のコマンドライン入力時に `--auth` を `--basic-auth` に置き換えて下さい。 97 98 98 99 認証を使用する際の一般的なフォーマット: … … 109 110 * '''project_path''': プロジェクトへのパス 110 111 111 * **`--auth`** 上記の例では、ダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用する際は `--auth` を `--basic-auth` に置き換えてください。基本認証は "realm" を必要としませんが、コマンドとしては、最後の引用句に空のレルム名前が直接続くことになるので、2つ目のコンマは必要になります 。112 * **`--auth`** 上記の例では、ダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用する際は `--auth` を `--basic-auth` に置き換えてください。基本認証は "realm" を必要としませんが、コマンドとしては、最後の引用句に空のレルム名前が直接続くことになるので、2つ目のコンマは必要になります 112 113 113 114 例: … … 138 139 Note: htpasswd のフォーマットを解読するために、(少なくとも Python 2.6 は) fcrypt パッケージをインストールする必要があります。 139 140 Trac のソースコードでは、まず `import crypt` を試みますが、 140 Python 2.6 にそのようなパッケージはありません。 141 Python 2.6 にそのようなパッケージはありません。 `SHA-1` パスワードのみ、このモジュールなしで対応します。( Trac 1.0 から) 141 142 142 143 Apache の `htpasswd` コマンドを使用して、 .htpasswd ファイルを作成します。 ( Apache を使用せずにこれらのファイルを作成する方法については [#GeneratingPasswordsWithoutApache 下記] を参照して下さい): … … 164 165 もし、 Apache がインストールされているなら、パスワードファイルを生成するのに、 htdigest コマンドを使用することができます。 'htdigest' とタイプして使用方法を見るか、詳細な使用方法を見るために Apache のマニュアルの [http://httpd.apache.org/docs/2.0/programs/htdigest.html このページ] を読んでください。ユーザを作成するたびに、パスワードを入力するように求められます。パスワードファイルの名前には好きな名前をつけることができますが、 `users.htdigest` というような名前にしておけば、ファイルに何が含まれているかを覚えておけるでしょう。このファイルは <projectname>/conf フォルダに [TracIni trac.ini] ファイルと一緒に置いておくとよいでしょう。 165 166 166 引数 --authなしで tracd をスタートできることに注意して下さい。ただし、 ''ログイン'' (英語版では ''Login'') リンクをクリックするとエラーになります。167 引数 `--auth` なしで tracd をスタートできることに注意して下さい。ただし、 ''ログイン'' (英語版では ''Login'') リンクをクリックするとエラーになります。 167 168 168 169 === Apache 以外の環境でパスワードを生成する === #GeneratingPasswordsWithoutApache 169 170 170 基本認証は [http://aspirine.org/htpasswd_en.html online HTTP Password generator] を用いて完成させることができます。 生成した password-hash をシステムの .htpasswd ファイルにコピーします。Windows 版の Python は htpasswd のデフォルトのハッシュタイプである "crypt" モジュールに対応していないので注意してください;MD5 パスワードハッシュには対応しているため、MD5 を使用するとよいでしょう。171 基本認証は [http://aspirine.org/htpasswd_en.html online HTTP Password generator] を用いて完成させることができます。これは `SHA-1` もサポートしています。生成した password-hash をシステムの .htpasswd ファイルにコピーします。Windows 版の Python は htpasswd のデフォルトのハッシュタイプである "crypt" モジュールに対応していないので注意してください。MD5 パスワードハッシュには対応しているため、MD5 を使用するとよいでしょう。 171 172 172 173 簡単な Python スクリプトで '''digest''' 認証のパスワードファイルを生成できます: … … 204 205 }}} 205 206 206 Note: 上記のスクリプトを使用する場合、 --authの引数に '''`trac`''' を指定し、レルムを設定しなければなりません。使用例 (上記スクリプトを trac-digest.py として保存したとします):207 Note: 上記のスクリプトを使用する場合、 `--auth` の引数に '''`trac`''' を指定し、レルムを設定しなければなりません。使用例 (上記スクリプトを trac-digest.py として保存したとします): 207 208 208 209 {{{ … … 248 249 -s, --single-env only serve a single project without the project list 249 250 -d, --daemonize run in the background as a daemon 250 --pidfile=PIDFILE When daemonizing, file to which to write pid251 --umask=MASK When daemonizing, file mode creation mask to use, in251 --pidfile=PIDFILE when daemonizing, file to which to write pid 252 --umask=MASK when daemonizing, file mode creation mask to use, in 252 253 octal notation (default 022) 254 --group=GROUP the group to run as 255 --user=USER the user to run as 253 256 }}} 254 257 … … 280 283 もし、`tracd` に接続するために AJP プロトコルを使用しているならば (flup をインストールしているならば可能です) 、ダブルクオテーションの問題にぶつかったことがあるかもしれません。その際は、 `--unquote` パラメータを追加することを考えてください。 281 284 282 [ http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp], [http://trac.edgewall.org/wiki/TracNginxRecipeTracNginxRecipe] も参照してください。285 [trac:TracOnWindowsIisAjp], [trac:TracNginxRecipe] も参照してください。 283 286 284 287 === プロキシ背後の tracd の認証 === #Authenticationfortracdbehindaproxy 285 {{{--basic-auth}}} を使用する代わりに、tracd のインスタンスに外部認証を提供しても有効です。この方法については [ http://trac.edgewall.org/ticket/9206 #9206] で議論されています。288 {{{--basic-auth}}} を使用する代わりに、tracd のインスタンスに外部認証を提供しても有効です。この方法については [trac:#9206 #9206] で議論されています。 286 289 287 290 下記は Apache 2.2 、mod_proxy、mod_authnz_ldap を使用した場合の設定例です。 … … 335 338 }}} 336 339 340 もしプラグインをすべてのプロジェクトにインストールしたい場合、 [TracPlugins#Plugindiscovery 共有pluginsディレクトリ] に格納し、共有 trac.ini でプラグインのコンポーネントを有効に設定しなければいけません。 341 342 共有 config (例えば `/srv/trac/conf/trac.ini`): 343 {{{ 344 [components] 345 remote-user-auth.* = enabled 346 [inherit] 347 plugins_dir = /srv/trac/plugins 348 [trac] 349 obey_remote_user_header = true 350 }}} 351 352 各プロジェクトの config (例えば `/srv/trac/envs/myenv`): 353 {{{ 354 [inherit] 355 file = /srv/trac/conf/trac.ini 356 }}} 357 337 358 === / (root) とは異なるベースパスで起動する === #Servingadifferentbasepaththan 338 359 Tracd は /<project> とは異なるベース URL でプロジェクトを提供することをサポートします。変更するためのパラメータは以下の通りです。