Changes between Version 2 and Version 3 of TracStandalone


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12/07/15 15:40:17 (9 years ago)
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trac
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  • TracStandalone

    v2 v3  
     1** Note: このページのドキュメントは Trac 1.0 に対応しています。それ以前のバージョンについては [[0.12/TracStandalone]] を参照してください。 ** 
    12= Tracd = #Tracd 
    23 
     
    67== 利点 == #Pros 
    78 
    8  * 依存性が低い: apache その他 web サーバをインストールする必要がありません 
    9  * 速い: [wiki:TracModPython mod_python] バージョンと同じくらい速いでしょう。 ([wiki:TracCgi CGI] よりはずっと速い)。そして、 バージョン 0.12 以降では、デフォルトで HTTP のバージョン 1.1 が使えるようになりました 
    10  * 自動リロード: 開発のために、 Tracd は ''auto_reload'' モードを使用しています。そのため、コード ( Trac 自身またはプラグインのコード ) を更新したときに、自動的にサーバが再起動します 
     9 * 依存性が低い: apache その他 web サーバをインストールする必要がありません 
     10 * 速い: [wiki:TracModPython mod_python] バージョンと同じくらい速いでしょう。 ([wiki:TracCgi CGI] よりはずっと速い)。そして、 バージョン 0.12 以降では、デフォルトで HTTP のバージョン 1.1 が使えるようになりました 
     11 * 自動リロード: 開発のために、 Tracd は ''auto_reload'' モードを使用しています。そのため、コード ( Trac 自身またはプラグインのコード ) を更新したときに、自動的にサーバが再起動します 
    1112 
    1213== 欠点 == #Cons 
    1314 
    14  * 機能が少ない: Tracd に実装されている web サーバはとてもシンプルで、 Apache httpd のように拡張性のある設定ができません 
     15 * 機能が少ない: Tracd に実装されている web サーバはとてもシンプルで、 Apache httpd のように拡張性のある設定ができません 
    1516 * ネイティブで HTTPS に対応しない: 代わりに [http://www.rickk.com/sslwrap/ sslwrap] または 
    16    [http://trac.edgewall.org/wiki/STunnelTracd stunnel -- tracd と stunnel を使うためのチュートリアル] または Apache の mod_proxy を使用します。 
     17   [trac:STunnelTracd stunnel -- tracd と stunnel を使うためのチュートリアル] または Apache の mod_proxy を使用します 
    1718 
    1819== 使用例 == #Usageexamples 
     
    7071 
    7172Note: もし !AppDirectory が上記のように設定されているならば、実行ファイル ''と'' スクリプトのパス、パラメータの値は、設定したフォルダへの相対パスになります。ここ一点に絞って言うと、これにより Python をアップデートするときに変更箇所が限定されるため少しだけ楽になります。 
    72 (ドキュメントでは、 /full/path/to/htpasswd とフルパス指定するよう書いてあるかもしれませんが、これは、 .htpasswd ファイルについても同様のことが言えます;このファイルを Python ディレクトリ配下に配置したいと思わないかもしれません。) 
     73(ドキュメントでは、 /full/path/to/htpasswd とフルパス指定するよう書いてあるかもしれませんが、これは、 .htpasswd ファイルについても同様のことが言えますこのファイルを Python ディレクトリ配下に配置したいと思わないかもしれません。) 
    7374}}} 
    7475 
     
    9495== 認証を使用する == #UsingAuthentication 
    9596 
    96 Tracd は基本認証とダイジェスト認証の両方に対応しています。ダイジェスト認証の方がより安全です。以降の例ではダイジェスト認証を使用しています。; 基本認証を使用するためには、下記のコマンドライン入力時に `--auth` を `--basic-auth` に置き換えて下さい。 
     97Tracd は基本認証とダイジェスト認証の両方に対応しています。ダイジェスト認証の方がより安全です。以降の例ではダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用するためには、下記のコマンドライン入力時に `--auth` を `--basic-auth` に置き換えて下さい。 
    9798 
    9899認証を使用する際の一般的なフォーマット: 
     
    109110 * '''project_path''': プロジェクトへのパス 
    110111 
    111  * **`--auth`** 上記の例では、ダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用する際は `--auth` を `--basic-auth` に置き換えてください。基本認証は "realm" を必要としませんが、コマンドとしては、最後の引用句に空のレルム名前が直接続くことになるので、2つ目のコンマは必要になります 
     112 * **`--auth`** 上記の例では、ダイジェスト認証を使用しています。基本認証を使用する際は `--auth` を `--basic-auth` に置き換えてください。基本認証は "realm" を必要としませんが、コマンドとしては、最後の引用句に空のレルム名前が直接続くことになるので、2つ目のコンマは必要になります 
    112113 
    113114例: 
     
    138139  Note: htpasswd のフォーマットを解読するために、(少なくとも Python 2.6 は) fcrypt パッケージをインストールする必要があります。 
    139140  Trac のソースコードでは、まず `import crypt` を試みますが、 
    140   Python 2.6 にそのようなパッケージはありません。 
     141  Python 2.6 にそのようなパッケージはありません。 `SHA-1` パスワードのみ、このモジュールなしで対応します。( Trac 1.0 から) 
    141142 
    142143Apache の `htpasswd` コマンドを使用して、 .htpasswd ファイルを作成します。 ( Apache を使用せずにこれらのファイルを作成する方法については [#GeneratingPasswordsWithoutApache 下記] を参照して下さい): 
     
    164165もし、 Apache がインストールされているなら、パスワードファイルを生成するのに、 htdigest コマンドを使用することができます。 'htdigest' とタイプして使用方法を見るか、詳細な使用方法を見るために Apache のマニュアルの [http://httpd.apache.org/docs/2.0/programs/htdigest.html このページ] を読んでください。ユーザを作成するたびに、パスワードを入力するように求められます。パスワードファイルの名前には好きな名前をつけることができますが、 `users.htdigest` というような名前にしておけば、ファイルに何が含まれているかを覚えておけるでしょう。このファイルは <projectname>/conf フォルダに [TracIni trac.ini] ファイルと一緒に置いておくとよいでしょう。 
    165166 
    166 引数 --auth なしで tracd をスタートできることに注意して下さい。ただし、 ''ログイン'' (英語版では ''Login'') リンクをクリックするとエラーになります。 
     167引数 `--auth` なしで tracd をスタートできることに注意して下さい。ただし、 ''ログイン'' (英語版では ''Login'') リンクをクリックするとエラーになります。 
    167168 
    168169=== Apache 以外の環境でパスワードを生成する === #GeneratingPasswordsWithoutApache 
    169170 
    170 基本認証は [http://aspirine.org/htpasswd_en.html online HTTP Password generator] を用いて完成させることができます。生成した password-hash をシステムの .htpasswd ファイルにコピーします。Windows 版の Python は htpasswd のデフォルトのハッシュタイプである "crypt" モジュールに対応していないので注意してください; MD5 パスワードハッシュには対応しているため、MD5 を使用するとよいでしょう。 
     171基本認証は [http://aspirine.org/htpasswd_en.html online HTTP Password generator] を用いて完成させることができます。これは `SHA-1` もサポートしています。生成した password-hash をシステムの .htpasswd ファイルにコピーします。Windows 版の Python は htpasswd のデフォルトのハッシュタイプである "crypt" モジュールに対応していないので注意してください。MD5 パスワードハッシュには対応しているため、MD5 を使用するとよいでしょう。 
    171172 
    172173簡単な Python スクリプトで '''digest''' 認証のパスワードファイルを生成できます: 
     
    204205}}} 
    205206 
    206 Note: 上記のスクリプトを使用する場合、 --auth の引数に '''`trac`''' を指定し、レルムを設定しなければなりません。使用例 (上記スクリプトを trac-digest.py として保存したとします): 
     207Note: 上記のスクリプトを使用する場合、 `--auth` の引数に '''`trac`''' を指定し、レルムを設定しなければなりません。使用例 (上記スクリプトを trac-digest.py として保存したとします): 
    207208 
    208209{{{ 
     
    248249  -s, --single-env      only serve a single project without the project list 
    249250  -d, --daemonize       run in the background as a daemon 
    250   --pidfile=PIDFILE     When daemonizing, file to which to write pid 
    251   --umask=MASK          When daemonizing, file mode creation mask to use, in 
     251  --pidfile=PIDFILE     when daemonizing, file to which to write pid 
     252  --umask=MASK          when daemonizing, file mode creation mask to use, in 
    252253                        octal notation (default 022) 
     254  --group=GROUP         the group to run as 
     255  --user=USER           the user to run as 
    253256}}} 
    254257 
     
    280283もし、`tracd` に接続するために AJP プロトコルを使用しているならば (flup をインストールしているならば可能です) 、ダブルクオテーションの問題にぶつかったことがあるかもしれません。その際は、 `--unquote` パラメータを追加することを考えてください。 
    281284 
    282 [http://trac.edgewall.org/wiki/TracOnWindowsIisAjp TracOnWindowsIisAjp], [http://trac.edgewall.org/wiki/TracNginxRecipe TracNginxRecipe] も参照してください。 
     285[trac:TracOnWindowsIisAjp], [trac:TracNginxRecipe] も参照してください。 
    283286 
    284287=== プロキシ背後の tracd の認証 === #Authenticationfortracdbehindaproxy 
    285 {{{--basic-auth}}} を使用する代わりに、tracd のインスタンスに外部認証を提供しても有効です。この方法については [http://trac.edgewall.org/ticket/9206 #9206] で議論されています。 
     288{{{--basic-auth}}} を使用する代わりに、tracd のインスタンスに外部認証を提供しても有効です。この方法については [trac:#9206 #9206] で議論されています。 
    286289 
    287290下記は Apache 2.2 、mod_proxy、mod_authnz_ldap を使用した場合の設定例です。 
     
    335338}}} 
    336339 
     340もしプラグインをすべてのプロジェクトにインストールしたい場合、 [TracPlugins#Plugindiscovery 共有pluginsディレクトリ] に格納し、共有 trac.ini でプラグインのコンポーネントを有効に設定しなければいけません。 
     341 
     342共有 config (例えば `/srv/trac/conf/trac.ini`): 
     343{{{ 
     344[components] 
     345remote-user-auth.* = enabled 
     346[inherit] 
     347plugins_dir = /srv/trac/plugins 
     348[trac] 
     349obey_remote_user_header = true 
     350}}} 
     351 
     352各プロジェクトの config (例えば `/srv/trac/envs/myenv`): 
     353{{{ 
     354[inherit] 
     355file = /srv/trac/conf/trac.ini 
     356}}} 
     357 
    337358===  / (root) とは異なるベースパスで起動する === #Servingadifferentbasepaththan 
    338359Tracd は /<project> とは異なるベース URL でプロジェクトを提供することをサポートします。変更するためのパラメータは以下の通りです。