Changes between Initial Version and Version 1 of epics/bbb/debian/gpio_relay


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06/22/17 13:58:31 (8 years ago)
Author:
Tetsuya Michikawa
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  • epics/bbb/debian/gpio_relay

    v1 v1  
     1= BBBでGPIOを用いたリレー制御 =
     2
     3この記事は、以前cERLでLaserOscillatorの微小温度制御用ヒーターを作った時のものです。[[br]]
     4まだ、EPICS環境が少し古い状態のまま作成していますが、やっていることは同じなので、作成例として転載します。[[br]]
     5
     6
     7== Laser Oscillator用ヒーター制御 ==
     8
     9Laserで使用しているoscillatorは、出力するレーザー周波数を加速器の周波数に同期させるためにpiezoを使って調整しているが、piezoの調整範囲を超えるとリセットがかかり、再度同期するまで周波数が不定になる。burstではさほど問題ではないがCWでは問題になるので、piezoの調整範囲(35~65)を超えそうになった場合には、一旦ビームを止めて手動でリセットしていた。[[br]]
     10偶に測定中に勝手にリセットがかかり、測定が中断することがあったので、この問題をある程度解決するために、oscillatorの下にヒータを入れて温度制御してやることにした。
     11
     12== 機器 ==
     13
     14ヒーターをPWM制御することで、温度調整を行うようにした。[[br]]
     15回路としては、ヒーター電源をリレーでON/OFFすることでDUTYを調整する。
     16
     17=== ヒーター ===
     18
     19ヒーター本体は、ユニバーサル基板に1w10Ω抵抗を4つ直列に接続したものを6列並列接続したものを作成。
     20
     21=== 電源 ===
     22
     23ヒーター用の電源は18V汎用直流電源を使用。
     24
     25=== 制御部 ===
     26
     27制御部は、!BeagleBone Black(以下、BBB)に専用ユニバーサル基盤を載せて、リレー回路を実装したものを作成。[[br]]
     28リレーの回路図は以下のようにした。
     29
     30[[Image(relay_schematic.png,300)]]
     31
     32このリレー回路のON/OFFは、BBBのP8-11(GPIO45)pinに接続した。[[br]]
     33このピンを使用したのは、起動時に特別は設定を行わなくてもGPIOとしてLOW状態のまま使用可能なため。起動時にHIGHになっているピンもある。[[br]]
     34詳細は[http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?BeagleBoneBlack#led4e8ec このページ]を参照。
     35
     36== IOC ==
     37
     38BBBのOSはDebian7.0で、開発環境はBBBのローカルに構築して今の所はNFSは使用していない。[[br]]
     39BBB用のepics環境は、{{{/opt/epics}}}に構築するように設定している。ファイルは他のBBBで以前構築したものをコピーして使用。[[br]]
     40{{{/cerl/epics/embed/BeagleBoneBlack/debian/epics_bbb_debian.tar.gz}}}にコピーしておく。[[br]]
     41
     42=== device support ===
     43
     44今回は、GPIOしか使用しないため、[https://github.com/ffeldbauer/epics-devgpio epics-devgpio]を使用してみた。[[br]]
     45以下のようにしてインストール。ファイルはgit-hubからダウンロードしたものをコピー。
     46
     47{{{
     48root@beaglebone:~# cd /opt/epics/R314.12.4/modules/soft
     49root@beaglebone:/opt/epics/R314.12.4/modules/soft# mkdir devgpio
     50root@beaglebone:/opt/epics/R314.12.4/modules/soft/devgpio# unzip epics-devgpio-master.zip
     51root@beaglebone:/opt/epics/R314.12.4/modules/soft/devgpio# mv epics-devgpio-master 1.0
     52root@beaglebone:/opt/epics/R314.12.4/modules/soft/devgpio/1.0# emacs -nw configure/RELEASE
     53
     54EPICS_BASE=/opt/epics/R314.12.4/base
     55
     56root@beaglebone:/opt/epics/R314.12.4/modules/soft/devgpio/1.0# make
     57}}}
     58
     59=== app ===
     60
     61appはrootのホームディレクトリに作成。
     62
     63{{{
     64root@beaglebone:~# mkdir -p epics/dio/
     65root@beaglebone:~# cd epics/dio/
     66root@beaglebone:~/epics/dio# makeBaseApp.pl -t example dio
     67root@beaglebone:~/epics/dio# makeBaseApp.pl -i -t example dio
     68root@beaglebone:~/epics/dio# emacs -nw configure/RELEASE
     69
     70SNCSEQ=$(EPICS_BASE)/../modules/soft/seq/2.2.4
     71DEVGPIO=$(EPICS_BASE)/../modules/soft/devgpio/1.0
     72
     73EPICS_BASE=/opt/epics/R314.12.4/base
     74
     75}}}
     76
     77始めはGPIOをON/OFFするためのレコードを[https://github.com/ffeldbauer/epics-devgpio/blob/master/documentation/devgpio.pdf マニュアル]を参照して作成。
     78
     79{{{
     80record(bo, "$(user):bbb:GPIO:45:OUT")
     81{
     82    field(DESC, "BBB GPIO_45(P8_11) OUT")
     83    field(DTYP, "devgpio")
     84    field(OUT,  "@P8_11 H")
     85    field(ZNAM, "L")
     86    field(ONAM, "H")
     87}
     88
     89}}}
     90
     91コンパイル時には、{{{dioApp/src/Makefile}}}にdevgpioの設定を追加。
     92
     93{{{
     94dio_DBD += devgpio.dbd
     95dio_LIBS += devgpio
     96}}}
     97
     98
     99ブレッドボード上にLEDをつけて、起動時にOFF状態でレコードからON/OFFできることは確認した。[[br]]
     100リレーのON/OFF時間をPWM制御する部分はsequencerで作成。10秒を1サイクルとしてON/OFFするようにした。[[br]]
     101
     102=== PI制御 ===
     103
     104始めは手動でdutyを変えていたが、キチンと制御するために、以前iBNCTで作成した冷却水温度のPI制御シーケンスを使用することにした。[[br]]
     105sequencerは、duty制御用とは別に作成し、piezoの値変化から、dutyを制御するように作成した。[[br]]
     106以下のようになって、一応制御できているようだ。
     107
     108[[Image(oscilator_ctrl.png, 300)]]
     109
     110
     111但し、現状では0%や100%になった場合には、手の出しようがないのでそのまま任せておくしかない。[[br]]
     112これを解決するには、電源電圧を上げるか、抵抗を増やして発熱量を上げるか、外部からの温度変化が少なくなるように工夫するしかない。