Changes between Version 13 and Version 14 of epics/bbb/debian/thermometer/attiny


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Timestamp:
01/16/18 18:03:26 (7 years ago)
Author:
Tetsuya Michikawa
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  • epics/bbb/debian/thermometer/attiny

    v13 v14  
    420420
    421421
    422 == 実運用に向けた準備 ==
    423 
    424 実運用する場合には、複数のセンサー基板を取り付けるが、BBBでは通常の状態ではUSBが1つしかないので、今回はUSBが4つあるRaspberryPi2を使う。[[br]]
    425 今回の目的には、BBBでもRaspberryPiでもほとんど同じ設定で大丈夫だった。[[br]]
    426 OSインストール等の環境設定は、[wiki:epics/raspberrypi RaspberryPi に EPICS をインストール]を参照して行った。[[br]]
    427 
    428 RaspberryPi2を裸で置くわけにはいかないので、3Dプリンタでケースを作ってみた。ケースのデータは[https://www.thingiverse.com/thing:410003/#files ここ]にあるものを使わせてもらった。[[br]]
    429 
    430 
    431 [[Image(IMG_6308.JPG,400)]][[Image(IMG_6309.JPG,400)]]
    432 
    433 上の所が白くなっているのは、テプラを張る面を作ろうとして紙やすりで削ったため。結局、平滑にならずに積層が出てくるだけだったので、テプラを張る際には厚みのある両面テープか接着剤等で編面を作る必要がある。[[br]]
    434 
    435 今回はセンサー基板のケースは作らずに、カプトンテープを巻いて簡易的に絶縁するだけにした。
    436 
    437 
    438 [[Image(IMG_6316.JPG,400)]]
    439 
    440 
    441 == 動作検証 ==
    442 
    443 今回作成した全センサー基板の相関や、実動作試験を行った。[[br]]
    444 10台のセンサ基板を接続するために、4Port USBハブを2台接続して対応した。[[br]]
    445 
    446 [[Image(IMG_6315.JPG,400)]]
    447 
    448 
    449 リファレンスはGraphtec GL840にK型熱電対を接続したものを使用。[[br]]
    450 当初は、Ch1で室温を測定していたが、最終的にはCh1は温度センサー基板のセンサー部の温度を、Ch2は周辺の温度を測定するようにした。[[br]]
    451 
    452 [[Image(IMG_6318.JPG,400)]]
    453 
    454 [[Image(002_add_GL840_CH2.png,400)]]
    455 
    456 青線(Graphtec:GL840:GL820:PORT_01)が中心付近で温度が上がっているのは、この時点で熱電対を温度センサーに接触させるように変更したため。
    457 
    458 熱電対の温度データは、[wiki:epics/graphtec/GL820_ioc GRAPHTEC GL820(GL840)用EPICS IOC]を使用することでEPICS化した。[[br]]
    459 温度センサー基板のIOCはRaspberryPi2上で動かし、データの保存はcERLサーバー上のPortableArchiverを使用した。[[br]]
    460 
    461 
    462 === 測定 ===
    463 
    464 定常状態での温度センサー自体のバラツキは、0.5℃程度に収まっている。[[br]]
    465 しかし、温度センサーで測定した温度は、熱電対よりも1.5~2℃ほど高くなっている。[[br]]
    466 この温度差がどこにあるのか検証するために、センサー部とCPU部を分離して調べてみることにした。[[br]]
    467 
    468 基板自体は、設計の段階から分離できるようにしてあるので、ジャンパー線を外して約9㎝のビニル被覆線で接続し直したもので測定してみた。[[br]]
    469 
    470 [[Image(IMG_0226.JPG,400)]]
    471 
    472 [[Image(004_separate_sensor_after.png,400)]]
    473 
    474 その結果、熱電対とほぼ同じ温度が測定できるようになった。[[br]]
    475 このことから、温度差の原因はCPU側の発熱によるものであることがわかる。[[br]]
    476 
    477 次に、どの程度離せば影響を抑えられるかを実験してみた。[[br]]
    478 
    479 [[Image(IMG_0222.JPG,400)]]
    480 [[Image(IMG_0223.JPG,400)]]
    481 [[Image(IMG_0224.JPG,400)]]
    482 [[Image(IMG_0225.JPG,400)]]
    483 [[Image(IMG_0226.JPG,400)]]
    484 
    485 センサーとCPUを分離した基板を接続する電線の長さを変えたものを用意した。[[br]]
    486 1番目と2番目は線材による違いを確認するために、1cm程度のスズメッキ線とビニル被覆線を用意した。[[br]]
    487 3番目は線材の長さが約3cm、4番目が6cm、5番目が9cmとした。[[br]]
    488 
    489  * 1番目 (TEST:USBTEMP:DEV8:temp)
    490  * 2番目 (TEST:USBTEMP:DEV7:temp)
    491  * 3番目 (TEST:USBTEMP:DEV6:temp)
    492  * 4番目 (TEST:USBTEMP:DEV5:temp)
    493  * 5番目 (TEST:USBTEMP:DEV10:temp)
    494 
    495 結果のグラフが次のようなものになった。[[br]]
    496 
    497 [[Image(005_separate_sensor_any.png,400)]]
    498 
    499 
    500 1,2番目は切り離していないものに比べて、0.5℃程度下がってはいる。しかし、線材の違いによる変化はあまり見られない。[[br]]
    501 3,4,5番目は他のものと比べて1.5℃程度温度が下がっており、室温測定の熱電対の値に近くなっている。[[br]]
    502 また、長さの違いでも温度差があることがわかる。[[br]]
    503 
    504 この結果から、このセンサー基板の場合、センサー部を10cm程度延長すれば、熱電対とほぼ同等の室温値が測定ができることが分かった。
    505422
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