streamdeviceについて
動機
RS232CやGPIB機器、最近ではEthernet直結のSocketIO機器など、ASCIIメッセージをやりとりする機器は多くありますが、EPICSから使いたいときには まず「デバイスサポート」なるものを作るのが王道でした。これは全てを制御するには便利なやり方なのですが、 Cプログラムを書き慣れていないエンドユーザからしてみるとかなり高い障壁であることは事実でした。 (もちろん、GDLなどのプリプロセッサによってコマンドが簡単に書ける、というアプローチもあったわけですが)
現段階では、Swiss Light Source によって開発された Streamdeviceを使うのがもっとも簡単だと感じるに至りまして 積極的に導入しています。方針は「バイナリで複雑なやりとりする機器(Modbusとか)ならばNetDev(小田切製作所)、 それ以外の単純なASCIIベースのメッセージ交換で制御する機器は全てStreamdeviceを使う」です。
[追記] もちろん、バイナリでやり取りする場合にも Streamdevice は有効(かつ簡単)です。今後デバイス制御プログラムを書くならばStreamdeviceがお勧めです。
Stream Device のススメ
- tracemaskの指定について
- ヒントや小技など
- StreamDeviceのススメ(PDF, 340KB)なる文書を書きました(2013/2/13, T. Obina)
- 注:この資料p12, p13にある書き方は少し古いので、APPNAME.dbdファイルは作成せずに、Makefileに追記するやり方を推奨します
- いまどきの書き方は2018年のEPICS入門セミナー のstreamdevice資料を参照してください
- 下の追加情報にも少し記載しています
- 追加情報
ユーザ向け:使用例
- Keithley DMM Socket I/O
- Agilent周波数カウンタ LAN/GPIB
- LXI機器の場合
- 1行のメッセージから複数のレコードへ値を設定
- waveformレコードに値を入れたい
- テスト用の simulator
- VXI11でのGPIBアドレス指定
プロトコルファイル
IOC
管理者向け:セットアップ方法
- セットアップ PF制御ネットワークでのセットアップログ
Link
- 本家PSIのサイト http://epics.web.psi.ch/software/streamdevice 詳しいマニュアルはこちらを参照してください。
- How To Do Serial _ Stream Device 版
- 山本さんのArduino関連 devArduino.proto
- KEK 内部向け PF制御EPICS関連ページ
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Last modified on 11/16/22 21:39:11
Attachments (1)
- Intro_StreamDevice.pdf (338.3 KB) - added by obina 12 years ago.
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